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PEG: poly(ethylene glycol)
(http://www.nanoniele.jp/cgi-bin/nanoniele.cgi?inputsite=weblog&keyword=PEG)
PEGを使うようになったのは、大学院修士2年の時だったと思います。
当時、オイルバスの油にはシリコーン油を使っていましたが、高価であり、あまら加熱しないのであれば他の油でもいいのではという話になり、PEGが候補に挙がりました。しばらくはPEGを使っていたのですが、もっと安価ななのがないかとなり、天ぷら油を使うようになりました。天ぷら油であれば、汚染されていないものは固めて廃棄するだけで良いので、後処理も楽でした。ただ、汚染された天ぷら油は廃油として業者さんに処理してもらわなければならいのですが、シリコーン油と混ざらないので、ちょっと厄介でした。まあ、混ぜなければ良いのですが。
…ええっと、PEGの話でした。実験ではPEGはピリジン系配位子合成の溶媒として使いました。2-アセチルピリジンとごにょごにょをPEG中で混ぜて、混合物を水に注いで固体を出し、ろ過して取ってエタノールかなにかで再結晶というものだったと記憶しています。他、発光材料の分散材として試したこともありました。使ってたPEGは確か分子量は300くらいものだったかと。
PEGを反応させて何かにするとかはやってないなぁ。
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