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MPLC: medium pressure liquid chromatography
(http://www.nanoniele.jp/cgi-bin/nanoniele.cgi?inputsite=weblog&keyword=MPLC)
液クロといえばこれでした。
研究室配属後の最初の実験、サマリウム触媒による向山型アルドール反応を行い、生成物の分離を行う際に使用したのが最初でした。固定相はシリカゲル、溶離液はヘキサン/酢酸エチル (6:1)だったと思います。生成物とその他の化合物を分離するのは簡単でしたが、生成物は2つのジアステレオマーであり(TLCではシングルスポット)、相互に分離するのは1度では無理でした。一度MPLCでジアステレオマー混合物として分離した後、より粒径の小さいシリカ固定相を充填した市販のカラムを2つ連結してMPLCでようやく分離できたのを思い出します。
ジアステレオマーの比は2:1程度でした。先輩は95:5のものを分離しており、私も早く上達したいと思いながら実験をしていました。
ちなみに、オープンカラムを初めて使ったのはMPLCを初めて使って2年後のことでした。
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