(http://www.nanoniele.jp/cgi-bin/nanoniele.cgi?inputsite=weblog&keyword=CAL)
学生実験で合成しました。
ベンズアルデヒドとアセトアルデヒド、水酸化ナトリウム水溶液を混ぜて攪拌して、蒸留したのだと思いますが、CAL特有のあの香りが実験室に充満し、香料も大量にかぐときっついなあとか言っていたような気がします。
研究室に配属後は、希土類触媒や反応剤との反応でCALを使っていました。たいていはベンズアルデヒドや3-フェニルプロパナールとの比較で、二重結合がある化合物がモデル反応に適用できるかを、調べていました。他の化合物と特に差異がなかったり、CALが重合してしまったり、全く反応しなかったりとか、モデル反応毎に結果も異なっていました(だからこそCALを使ったわけですが)。
使用後はしばらくの間、CALを香りを楽しむことができたのを憶えています。
No comments:
Post a Comment