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DCC: 1,3-dicyclohexylcarbodiimide
(http://www.nanoniele.jp/cgi-bin/nanoniele.cgi?inputsite=weblog&keyword=DCC)
学生時代には使ったことのなかった試薬です。
高校時代の友人から何年ぶりかに、「この化合物が欲しいのだが、合成委託するとくそ高い!お前できるか?」と連絡があり、共同研究という形で数ステップの合成の2ステップ目に、単純な縮合反応での脱水剤として使ったのが最初であり、最後でもありました。
DCCは固体ですが、縮合反応の脱水剤ですから、秤量時に望まないところに付着したDCCはすぐに大気中の水分と反応し、ベトベトに。反応に使用したのは乾燥した時季でしたから、湿度が高いと扱いはもっと大変だったかもしれません。
「反応後のDCUの除去がねぇ…」と耳にしたことがありましたが、どうだったかな、記憶がないということは、あまり苦労はしなかったのかも。
今ではDIC等、様々なカルボジイミドがありますから、適材適所で使えばいいんだと思います。
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